ウィンドウに飾られる美しい作品。
一日に一体何人もの人々が立ち止まって、振り返って、思わず写真を撮ることだろう。
それらが生まれた地球の裏側の場所であっても、
距離とは関係なく、人々を魅了してやまない。
それらが持つ、底知れないパワー、突き抜ける鋭角なセンスは
今この時代、恐らく彼にしか表現が出来ないはずで、立ち止まる人々がそれらを物語る。
世界の最先端を行く、芸術をファッションで表現した作品。
ブティックの照明が切れ、スポットライトに照らされている芸術を見ながら
なんてcoolなのだとため息が零れる。
着て行く場所がどこであるか、何を合わせるのか、など必要の無いこと、
芸術品を目の前に、思考を巡らすのではなく、
魂で感じてみる。
袖を通した時に、一瞬にして鳥肌が立ってしまうほどの感覚を左脳で処理は出来ないのだから。
メゾンとはエネルギーを纏うこと。
メゾンでなくとも、このように美しいものを生み出そうとする人々が
どれほどの苦悩と対峙していても、必ず報いがあることを伝えたい。