2016/10/28

Paris




本当に、何から綴ろうかと思う。


込み上げる想いに、まだ言葉を見つけられずにいる。







パリに住む、美しき女性、愛するAsamiさんと過ごした時間。





今、彼女の人生において、1分でも無駄にできぬほど時間が貴重であることを知りながらも

出来る限りの時間を共に過ごし、今ここに存在する愛を目一杯感じていたパリでの時。






5か月振りの彼女は、より一層の美しさを纏い、その美しさを敏感に感じ取るパリの人々を隣で愛おしく想いながら


彼女の覚悟を決めて人生を生きる強さと共にある美しさに、私は感銘を受けていた。





美だとか愛だとか、

抽象的で、地に足がついていないように思われがちなもの。


けれども彼女は、それらを現実的に表現する術を知っている。




この世はお花畑では無い、だからこそ美しさを追求することの価値をどれだけ感じ、投資出来るか。







ベルサイユ宮殿へと向かう時、それはまるで映画のような時であった。


クラシックが流れる美しい車の中から見えるパリの街並み。



車の中からのパリの街並みは、美しくないものなど存在しなかった。



車内の全員が、個々に美しさを感じながら、美しい音楽を聴きながら

そこに存在する空間、それぞれの想い、

これが愛であると何度も思い、感じ、


幸せをかみしめた。







ある夜の出来事。


美しい家族の夕食に私も参加させて頂いた。

それは今、思い出すだけでも胸が一杯になる時であった。


肌で感じた愛に溢れた時間。




一人一人の美しい表情を鮮明に思い出す。




それは本当に美しくて、かけがえのない時とはこの事であると感じた。






彼女と一緒に出かける時、それはビストロでも、スーパーでも、
彼女の心からの微笑みは、お店の方の表情を一瞬で穏やかにしてしまう。そんな素敵な瞬間を何度も目にした。


最終日、ホテルまで来てくれた時もそうだった。


彼女と彼女が愛する家族が、美しく在り、愛される理由はここにもある。





Asamiさんからの限りない愛、

そして目に見えるものも見えないものも、
沢山の大きなギフトを下さり本当にありがとうございます。



また一つ、美しい世界を見せてくれたAsamiさんへ

心からの感謝と共に。


Tomoko

2016/10/23

Vert Tulipe







5ヶ月前に美しい時間を過ごした場所へ、再び向かう。



前日の仕事の負担があったから、と彼女は笑いながら話していたけれど

どこから見ても美しさには変わりはなく、
寧ろ5ヶ月前に比べて、透明感が増し
大変なスケジュールの中、このような時間を作ってくれたとは思えぬほどの余裕が

彼女という美しい人をより際立たせていた。







女性として、
例えば前日の疲れが顔に出ていることにため息をつくこともあるけれど


彼女のようにそれを笑い飛ばせる余裕や、
自らの人生に覚悟を決めて歩み始めた彼女の生き方や


彼女の存在そのものが美しいのだと私は思う。




誰がなんと言おうと、世の中がどうであれ

美しさとは目に見えるものに留まらず
造作を超えたところにある。



人の数だけ美しさがあり

人の美しい瞬間に立ち会うことを愛している私は、彼女に会うためにパリへ足を運ぶ。