Vert Tulipe
5ヶ月前に美しい時間を過ごした場所へ、再び向かう。
前日の仕事の負担があったから、と彼女は笑いながら話していたけれど
どこから見ても美しさには変わりはなく、
寧ろ5ヶ月前に比べて、透明感が増し
大変なスケジュールの中、このような時間を作ってくれたとは思えぬほどの余裕が
彼女という美しい人をより際立たせていた。
女性として、
例えば前日の疲れが顔に出ていることにため息をつくこともあるけれど
彼女のようにそれを笑い飛ばせる余裕や、
自らの人生に覚悟を決めて歩み始めた彼女の生き方や
彼女の存在そのものが美しいのだと私は思う。
誰がなんと言おうと、世の中がどうであれ
美しさとは目に見えるものに留まらず
造作を超えたところにある。
人の数だけ美しさがあり
人の美しい瞬間に立ち会うことを愛している私は、彼女に会うためにパリへ足を運ぶ。
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